
仕事を押し付ける先輩「これやっといて」数年後、私が昇進して先輩よりも上の役職に就いた話
コラム
届いた敬語のLINE
入社5年目の春、私は課長に昇進しました。先輩より上の役職です。昇進が発表された日の夜、先輩からLINEが届きました。いつもの「やっといて」ではありません。「ご昇進おめでとうございます。これからもご指導よろしくお願いいたします」。
思わず二度見しました。急に敬語。急に丁寧。3年間「やっといて」だった人が、「ご指導よろしくお願いいたします」。笑うしかありませんでした。
そして...
翌日から、先輩の態度は完全に変わりました。挨拶は丁寧、報告も細かく、まるで別人です。私は何も言いませんでした。ただ、仕事を押し付けることは絶対にしませんでした。自分がされて嫌だったことは、誰にもしたくなかったから。
半年後、先輩は「一身上の都合」で退職しました。自分の力で仕事ができなくなったことが原因だと、後から聞きました。私は今、かつての自分のような後輩がいたら、ちゃんと守れる上司でありたいと思っています。
押し付けられた3年間は辛かったけれど、あの経験があったから今の私がいる。そう思えるようになりました。
(20代女性・IT)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























