
「旦那に捨てられたんだって」と陰で噂するご近所→3ヶ月後、玄関先で私が放った一言
コラム
「何かあったら言ってね」の裏側
隣の部屋の奥さんが「大変だったわね。何かあったらいつでも言ってね」と声をかけてくれました。少しだけ救われた気持ちになったのも束の間。数日後、エレベーター前でその人の声が聞こえてきたのです。「やっぱり若いうちの結婚ってダメよね。うちの旦那にも感謝しなきゃ」。あの日の優しい笑顔を思い出して、胸の奥がすうっと冷たくなりました。
そして…
夫が出ていって3ヶ月後の休日。玄関のチャイムが鳴りました。ドアの向こうに立っていたのは、夫でした。「やり直したい」と頭を下げる彼に、私は迷いのない声で答えました。
「届いてるよね、あの書類。サインしておいて」。夫は何も言えずに立ち尽くしていました。その様子を、通りかかったご近所の何人かが見ていたようです。翌日から、あれほど聞こえていたひそひそ声がぴたりと止みました。すれ違うときに目をそらすのは、向こうの方になっていました。「捨てられた」のではなく「捨てた」のが私の方だったと、ようやく伝わったのかもしれません。私は何も変わっていません。ただ、自分で決めた。それだけのことです。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























