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「可哀想に」と隣人を見下していた私→あの日玄関先で見た光景に、言葉を失った

コラム

あの日、隣の部屋からスーツケースを引く音が聞こえました。窓からそっと覗くと、奥さんが見送る中、旦那さんが一人でスーツケースを引いて出ていく姿が見えたのです。

「やっぱりね」と思った日

隣に住む若い夫婦のことは、前からなんとなく気にかけていました。最近、壁越しに言い争う声が聞こえることもあって。旦那さんがスーツケースを引いて出ていったとき、正直「やっぱりな」と思いました。若い夫婦にはよくあること。そう自分に言い聞かせながら、どこかほっとしている自分がいたのです。

「うちはまだマシ」という安心感

私自身、夫との関係がうまくいっているとは言えません。会話は事務的な連絡ばかりで、休日も別々に過ごす日が増えました。けれど隣の奥さんを見ると、不思議と気持ちが落ち着いたのです。「少なくとも、うちはまだ一緒にいる」。それだけで、自分の暮らしがまだ大丈夫だと思えました。「大変だったわね。何かあったらいつでも言ってね」と声をかけたあの日、優しさのつもりでした。でも今思えば、あの言葉は自分を安心させるためだったのかもしれません。

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