
「シングルで育児とか子供がかわいそう」と言うママ友→参観日で私の子供が見せた姿に全員が黙った
コラム
「片親の子はかわいそう」——そんな言葉を関わるたびに投げつけてくるママ友がいました。悔しくて何度も泣きました。でも、私の気持ちを救ってくれたのは、思いがけない場所での息子の姿だったのです。
「子供がかわいそうだと思わないの?」
3年前に夫と別れてし、5歳の息子を一人で育てています。正社員として働きながらの育児は確かに大変で、お迎えの時間はいつもギリギリ。行事に参加できないことも少なくありません。
それでも、毎日息子と二人で笑い合える生活に、私は誇りを持っていました。ところが、保育園で知り合ったママ友のKさんは、会うたびにこう言うのです。
「シングルで育児とか、子供がかわいそうだよね」
最初は心配してくれているのかと思いました。でも、彼女の言葉にはいつもどこか見下すような響きがありました。
「運動会、パパいないとさみしいよね」「お迎えいつも遅いけど、息子くん泣いてない?」
一つひとつは些細な言葉。でも積み重なると、心にじわじわと効いてきます。
周りのママたちの反応
つらかったのは、Kさんの言葉に周囲のママたちが何も言わないことでした。否定もしない。でも、同調するように目をそらす人もいる。
あるとき、お迎えの時間にKさんが他のママたちと話しているのが聞こえました。
「やっぱり両親そろってないと、子供の情緒に影響出るらしいよ」
「息子くん、最近ちょっと乱暴じゃない?やっぱり……ね」
息子が「乱暴」だと言われていたのは、お友達が転んだときに慌てて駆け寄って、勢いあまって一緒に転んでしまっただけのこと。それを「やっぱり片親だから」と結びつけられていたのです。
家に帰って、息子が寝たあと、声を殺して泣きました。私が選んだ道は間違っていたのだろうか。この子を不幸にしているのだろうかと思ってしまいました。
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参観日の朝


























