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「シングルで育児とか子供がかわいそう」と言うママ友→参観日で私の子供が見せた姿に全員が黙った

コラム

参観日の朝

そんなある日、保育園の参観日がありました。なんとか仕事の都合をつけて参加できることになり、私は朝からそわそわしていました。

「ママ、今日来てくれるんでしょ!」

息子の嬉しそうな笑顔を見て、絶対に行こうと改めて思いました。

教室に着くと、Kさんたちのグループがすでに来ていました。Kさんはちらりと私を見て、隣のママに何か耳打ちしています。

——また何か言われるのだろうか。胃がキュッと縮むような感覚を抱えながら、私は教室の隅に座りました。

そして…

参観日のプログラムの最後に、「おうちの人にメッセージを言いましょう」という時間がありました。子どもたちが一人ずつ前に出て、家族への言葉を発表するのです。

息子の番が来ました。息子はまっすぐ私を見て、大きな声でこう言いました。

「ぼくのママは、せかいでいちばんがんばりやさんです」

教室が静まりました。息子は続けます。

「ママはおしごともして、ごはんもつくって、いっぱいあそんでくれます。ぼくがないてたら、ぎゅってして"だいじょうぶだよ"って言ってくれます」

そして最後に、にっこり笑ってこう締めくくりました。

「ぼくはママのこどもで、いちばんしあわせです!」

涙があふれて止まりませんでした。周囲のママたちも目を潤ませています。ふとKさんの方を見ると、彼女はうつむいたまま、何も言えずに黙っていました。

参観日のあと、一人のママがそっと近づいてきて「息子くんの言葉、すごく素敵だったね…今まで何も言えなくてごめんね」と言ってくれました。

(20代女性・営業職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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