
"あなたのために教えてあげてる"と悪口を報告し続けた私→『一番性格悪いの、あなただよ』と返され、言葉を失った
コラム
私はずっと、自分が"いい友達"だと思っていました。知っていることを黙っているほうが、不誠実。それが私の正義でした。でも本当のことを言えば、それだけではありませんでした。
「教えてあげなきゃ」という使命感
サークルの飲み会の翌日、私は友人にメッセージを送りました。「昨日の飲み会で、Aさんがあなたの悪口言ってたよ。ノリが悪いって」。知っておいたほうがいいと思ったから。本当にそう思っていました。友人が戸惑っているのを見て、教えてよかったと感じました。
私だけが知っている、という優越感
でも私が報告を続けたのは、あの子のためだけじゃありませんでした。誰かが誰かの悪口を言っている場面に居合わることで、情報を持っている自分がグループの中で特別な存在になれる気がしました。AともBともCとも仲良くしながら、友人との間には"秘密"を持っている。誰も知らない関係を、私だけが握っている。
友人が私の報告を受けるたびに少しずつ傷ついて、周囲に不信感を持ち始めているのに気づいていました。それでも止められなかった。友人を孤立させることを意識していたかと聞かれたら、していなかったと答えたい。でも、そうじゃなかったと思っています。「あなたのことを思って」と言いながら、私が守りたかったのは友人じゃなく、友人に必要とされている自分だったのです。
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いつも通りのメッセージを送った夜

























