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「嫁が来たんだから家事は任せて安心」と宣言する義母→里帰り出産で嫁が不在の間、義実家が崩壊した

コラム

気づき始めた夫と、崩れた「当たり前」

その後も、夫からは困り果てた様子の連絡が続きました。「ゴミの分別がわからない」「洗剤がどこにあるかわからない」義母も夫も、家事の段取りをまったく把握していなかったのです。

私が当たり前のようにこなしてきたことが、実はどれだけの労力だったのか。それを初めて実感したようでした。

夫は「今まで何も手伝わなくてごめん」と電話口で謝ってきました。正直、少し複雑な気持ちもありましたが、「ようやく気づいてくれたんだ」という安堵もあったのです。

そして...

無事に出産を終え、赤ちゃんを連れて義実家へ戻った日のことは、今でも忘れられません。玄関で出迎えてくれた義父が、私の顔を見るなり深々と頭を下げたのです。

「あんたがいないと、何もできなかった。いつもありがとう」

義父がそんな言葉をかけてくれたのは、同居して以来、初めてのことでした。隣に立っていた義母も、目を伏せながら「全部任せきりにしてきて、ごめんなさい。もうそんなことはしない」と言ってくれました。

1ヶ月が家族の中の何かを確かに変えてくれた。赤ちゃんを抱きながら、「この子が大きくなる頃には、もっと良い形になっているといいな」と思う私がいました。

私がいなければ回らなかった家。それは決して誇らしいことではなく、家族みんなで支え合うべきものだったのだと、今はそう思えるのです。

(30代女性・主婦)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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