
レジで「早くしろ」と怒鳴ったら後ろの客3人に叱られた→商品を置いて逃げた私が一番時間を無駄にした話
コラム
3人の視線
次の瞬間でした。後ろに並んでいた男性が「失礼ですよ」と言いました。振り返る間もなく、別の女性が「時間がないなら別のレジに行けばいいでしょう」と続けます。さらに「自分の親が同じこと言われたらどう思うの」と言い添えました。
3人の目が一斉に自分を見ていました。何か言い返そうとしましたが、声になりません。顔が熱くなって、商品をレジに置いたまま逃げるように店を出ました。
そして…
駐車場で立ち止まって、ようやく気づきました。結局、商品も買えず、友達との待ち合わせにも遅れ、自分が一番時間を無駄にしていたのです。急いでいたのは本当でした。でも「急いでいる」は、人を傷つけていい理由にはなりません。あの年配の女性の震えた手を思い出すたびに、自分のしたことの醜さを突きつけられます。
「自分の親が同じこと言われたら」。あの言葉が一番刺さりました。3人が声を上げてくれなかったら、私はきっと今でも自分が正しかったと思い込んでいた。叱ってくれた人たちに感謝しなければいけないと、今は心からそう思っています。
(20代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























