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会議で私の発言を嫌がり続けた同僚→上司の発言で立場が逆転して...

コラム

場が静まった瞬間

彼の話は、気がつくとかなりの時間が経っていました。要点がまとまらないまま、エピソードを次々と重ねていく語り口になっていきました。そのとき、上司が穏やかな声で口を開きました。「君の話はとっても長い。もう少し整理してから話して欲しい」。

「女は話が長い」と言い続けていた彼が、上司からそう言われた瞬間でした。少し間があってから、上司が私に発言を促してくれました。準備してきた内容を、落ち着いた声で順序よく伝えることができました。会議のあと、「わかりやすかったよ」と上司が言ってくれました。

そして...

あの会議から、しばらく時間が経ちました。彼の態度がすぐに変わったわけではないし、職場の空気が一変したわけでもありません。それでも私の中では、何かが少し変わりました。誰かの思い込みに合わせるためではなく、自分の仕事と向き合うために声を出すこと。それが、私にとっての誠実さなのだと思えるようになりました。

声は、出し続けることで少しずつ届いていくもの。そんなふうに感じながら、今日もまた会議室の椅子に座っています。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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