
推しのためなら何でもできると思っていた私→すべてを失って気づいたこと
コラム
逃げるという最悪の選択
返済を求められた私は、話し合いから逃げるように引っ越しをしました。連絡も既読のまま放置し、このまま有耶無耶にできると思っていたのです。
しかし彼女は冷静に、そして着実に動いていました。正式な形で連絡が届いたとき、私はようやく逃げ切れないと悟りました。推し活仲間にも複数の人からお金を借りていたことが明るみに出て、周囲からの信頼も一気に失いました。推しを応援するために始めたことが、自分の人間関係をすべて壊していたのです。
そして...
話し合いの末、分割での返済に合意しました。彼女はすでに心が離れていて、それは当然のことだと思いました。
推しが好きな気持ちは本物でした。しかしそれは、誰かに負担を押し付けていい理由にはなりません。「好き」という感情は、自分の範囲の中で大切にすべきものだったのです。
大切にしてくれていた人を傷つけ、信頼を踏みにじって、私が手に入れたものは何もありませんでした。あの頃の自分に伝えられるなら、ただ一言だけ言いたいのです。「彼女の気持ちに、もっと早く気づいてあげてほしかった」と。
(20代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























