
彼女へのメッセージに♡を増やし始めた僕→実は彼女への後ろめたさを隠し続けていただけだった
コラム
付き合って2年になる彼女に、ある時期からメッセージの文面を変えるようになりました。それまでは短く返すだけだったのに、意識して♡マークをつけ、優しい言葉を添えるようにしていたのです。彼女は喜んでくれていました。でも、その優しさには、正直に言えない理由がありました。
♡を送り始めた、本当の理由
変化のきっかけは、職場で連絡を取り合うようになった女性の存在でした。特別なことは何もない、と自分に言い聞かせながらも、その人とのやり取りが増えていったのは事実でした。それと同じ時期に、彼女へのメッセージに♡を添えるようになったのです。「今日もお疲れさま♡ いつもありがとうね♡」
自分でも、なぜそうしていたのかはわかっていました。罪悪感を、優しさで塗り替えようとしていたのだと思います。彼女が「最近、優しくなったね」と喜ぶたびに、胸の奥がざわつきました。それでも、見て見ぬふりを続けていました。
取り返しのつかない、送り間違い
ある夜、致命的なミスを犯しました。別の人に送るつもりだったメッセージを、彼女に送ってしまったのです。
「昨日もありがとう♡ また会いたいな♡」
すぐに気づいて送信を取り消し、「ごめん、間違えた」とだけ返しました。それ以上、何も言えませんでした。言い訳を並べるほど、状況が悪くなる気がしたのです。でも、何も言わなかったことで、彼女をどれほど傷つけたか、そのときはまだ、わかっていませんでした。
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問い詰められて、初めて気づいたこと























