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彼女のスタンプを3週間、勝手に送り続けた俺。「なんで黙ってたの」と聞かれて、言葉に詰まった

コラム

彼女のスマホに触れたのは、正しいことだとは一度も思えませんでした。それでも、あのまま何もしないでいることもできなかったのです。

通知を開かなくなった夜

3週間前から、彼女の様子が変わりました。仕事から帰ってきても表情が薄く、スマホの通知が鳴っても画面を伏せたまま。以前は友人たちとのグループチャットで楽しそうにやりとりしていたのに、ある日を境にぴたりと止まりました。

「大丈夫?」と聞くと、「うん、大丈夫」とだけ返ってきます。それ以上踏み込めない空気が、毎晩リビングに漂っていました。食事中も目が合わない日が増えて、俺のほうが先に視線をそらすようになっていたのです。

最初の1回

ある夜、彼女が先に寝た後、スマホの画面に友人からのメッセージが光っていました。

「最近返信ないけど、元気?」

このまま放っておいたら、彼女が大切にしてきた友人との関係が壊れてしまう。そう思って、彼女のスマホを手に取りました。送ったのは、うさぎのスタンプひとつ。「了解!」の意味を持つ、彼女がよく使っていたものです。

既読がついたのを確認して、スマホを元の位置に戻しました。1回だけのつもりでした。でも翌週も、その翌週も、彼女が返信しない夜が続いたのです。

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