
深夜の通知「ねぇ、起きてる?」→既読をつけずに待っていたら、30分後に届いた本音に目が覚めた
コラム
30分後の画面
うとうとしかけた頃、もう一度スマホが鳴りました。通知のプレビューに表示された文字列を、私は薄暗い部屋の中で目を凝らして読みました。
「最近うまく話せなくてごめん。嫌いになったわけじゃない。ただ、どう言えばいいかわからなくなってた。お前に嫌われるのが怖くて、何も言えなくなってた」
胸の奥が、じわっと熱くなりました。こんな言葉をずっと待っていたのかもしれません。でも同時に、喉の奥がきゅっと詰まりました。どうして面と向かって言ってくれないの、と。
そして...
メッセージを開こうとして、やめました。開いたら既読がついてしまう。この言葉に、今の私が何を返せるのかわからなかったのです。
彼が怖かったのは「嫌われること」
でも私が怖かったのは「大切にされていないこと」
同じ部屋にいるのに、同じ不安を抱えていたふたりは、深夜のメッセージ越しにやっとすれ違いの輪郭を知りました。
翌日の昼、私は初めて自分から「話したいことがある」と送りました。あの夜、意図して閉じたままにした画面をようやく開いてから、私はようやく目が覚めた気がしました。
(20代女性・美容師)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























