
「あの子、友達いないんだってよ」と娘を仲間外れにするクラスメイト→転校生が変えた"教室の空気"
コラム
教室に差した光
どうすればいいのかわからないまま数週間が過ぎた頃、クラスに転校生がやってきました。ある日、娘が珍しく自分から学校の話を始めました。
「今日ね、転校してきた子が『隣、いい?』って言ってくれたの」
その日から少しずつ、娘の表情が変わっていきました。「今日も一緒にお昼食べた」「休み時間に絵を描いた」断片的な報告のひとつひとつが、どれほど嬉しかったか。たったひとりが隣に座ってくれるだけで、教室の空気はこんなにも変わるのだと知りました。
そして...
ある夕方、娘が「友達ができたよ」と笑顔で言いました。たった一言。でもその笑顔が、この数ヶ月間で一番明るくて、目頭が熱くなりました。
娘の世界を変えたのは、大人の介入でも特別なイベントでもなく、「隣、いい?」というたった一言でした。あの言葉をかけてくれた子に、いつかきちんとお礼を言いたい。そう思いながら、今日も娘の「学校の話」に耳を傾けています。
(30代女性・介護職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























