
仲間外れにされて転校した娘が「友達ができたよ」と笑った夜、私がひとりで泣いた理由
コラム
娘が差し出した手
翌日、娘は自分からその「隣、いい?」と声をかけたそうです。帰宅した娘が少し誇らしげに報告してくれました。
「どうしてその子のところに行ったの?」と聞くと、娘は少し考えてから「ひとりは寂しいって知ってるから」と答えました。この子は、あの辛い日々を恨みではなく、誰かへの優しさに変えたのだと。私が「関わらないで」と言っていたら、この子の優しさを踏みにじるところでした。
そして...
転校から数週間が経ったある夕方、娘が「友達ができたよ」と笑顔で言いました。前の学校では最後まで聞くことができなかったその言葉に、娘が眠った後、そっとひとりで泣きました。
あの日、言いかけた言葉を飲み込めてよかった。飲み込めたのは、娘の強さに背中を押されたからです。傷ついた経験が、誰かの隣に座る勇気に変わることがある。親の私が娘に教えてもらいました。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























