
ブロックしたはずの元彼から「番号変えた」とメッセージが来た→無視するつもりが、2通目の内容で返信してしまった
コラム
2通目の内容
15分後、同じ番号から通知が光りました。開くまいと思ったのに、指が先に動いていました。「おばあちゃんとの写真、出てきた。捨てていいかわからなくて」。目の奥が熱くなりました。おばあちゃんとの写真。去年の夏、実家に彼を連れて行ったときに撮った一枚だと思います。
祖母は今年の春に亡くなりました。闘病中も何度もお見舞いに行ったけれど、写真を撮る余裕はなかった。元気だった頃の祖母と一緒に映っている写真がどこかにあるはずだと、ずっと探していたのです。それが彼の荷物の中に紛れていたなんて。
そして...
気づいたら「捨てないで」と返信していました。ブロックした相手に、たった1通で壁を崩されてしまった。すぐに返事が来ました。「送り先教えて。郵送する」。事務的なその一文に、ほっとしたような、寂しいような感情が広がります。住所を送りました。そのあとは何も打ちませんでした。あの写真を届けてくれること自体は、ありがたいと思います。
でも、ブロックしている相手に新しい番号で連絡してきたことが、優しさなのか、それとも壁を越える口実だったのか。写真が届くまで、たぶんずっと考え続けるのだと思います。
(20代女性・公務員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























