
「私とのトーク履歴で一番古いメッセージ見せて」と彼に送ったら→「ちょっと待って」の後に届いたスクショに固まった
コラム
知らない私のメッセージ
スクショの中に、確かに私のアカウントから送られたメッセージがありました。「ありがとう!でも今ちょっと忙しくて、落ち着いたらまた連絡します」。読んだ瞬間、胸の奥がきゅっと縮みました。記憶を辿り、ようやく思い出しました。4年前、別の友人の引っ越し祝いで一度だけ顔を合わせた人。連絡先を交換しただけで、その後特にやりとりもなく、いつのまにかこちらから返信しなくなった人がいたのです。彼は、その人だったのかもしれません。当時の私は、目の前にいる彼と4年前のその人を、結びつけることができませんでした。
そして...
スマホを置いて、ベランダに出ました。風が冷たくて、両手で腕をさすりました。彼が「ちょっと待って」と返した30秒。あれは、何を考えていた30秒だったのでしょうか。送るかどうか迷っていたのか、それとも、ようやくこの瞬間が来たと感じていたのか。
2年前、彼に「初めまして」と挨拶した自分の声を思い出します。あのとき彼は、何を思って笑顔を返したのか。聞きたいことが次から次へと浮かび、けれどどれも怖くて口に出せそうにありません。私の知らなかった2年間が、急に重さを持ち始めた気がしました。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























