おしゃれと恋で もっとかわいく - ハウコレ
SP用検索ボタン
メニューはこちら

毎朝「傘持った?」と送り続けた僕が、彼女からの一言で送るのをやめた朝のこと

コラム

打ち直した結果の返信

仕事の合間、何度もスマホを開きました。「ごめん、つい心配で」と打ちかけて消し、「(笑)気をつけてね」と打ちかけて消し、何度も入力欄を見つめ直しました。どう返信しても、言い訳がましく見える気がしたのです。

お昼休みの終わり、12時45分。最後に残った文章は「じゃあ、もう聞かないね」でした。送信ボタンを押してから、これは皮肉に見えるかもしれないと気づきましたが、もうそれ以上の言葉を選べる気力がなかったのです。

そして...

いつものように天気予報を開くと明日は雨マークが出ていて、いつものように「傘持った?」と打ちかけて、やめました。送るたびに「ありがとう」と返ってきていた朝が、急に遠くなった気がしたのです。

朝のメッセージを送らない日々が続きました。何度も「やっぱり送ろう」と思いましたが、もう僕の心配を彼女が望んでいないなら、押しつけてはいけないと自分を止めていたのです。

しばらくして、彼女から「ごめん、ちょっと話せる?」と連絡があり「うん、いいよ」と返して、電話で話しました。「気にしないで」と何度も言いましたが、僕はたぶん、心配したかったというより、彼女に「ありがとう」と言ってほしかっただけだったのかもしれません。明日からまた、天気予報を確認することにします。送るかどうかは、その朝の自分次第ですが。

(20代男性・営業職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

HOT ITEM
  • X
  • Line