
「俺だけ小遣い制って不公平じゃない?」と不満を言い続ける夫→家計簿を見せた夜の沈黙
コラム
ある平日の夜、家計簿アプリの画面を見せたら、夫の表情が変わっていったのです。私たち夫婦は、共働きで5歳の子どもを育てています。家計は私が管理しており、お互いの小遣いも話し合って決めたはずでした。けれど夫はここ最近、「俺だけ我慢している」とこぼすことが増えていたのです。
「俺だけ我慢している」が口癖になった夫
平日の夜、夕食を終えた夫が缶ビールを開けながら言いました。「俺だけ小遣い制って不公平じゃない?」これで何度目か、もう数えるのもやめていました。「飲み会も趣味も我慢してるのにさ」と続ける夫の声には、はっきりとした不満がにじんでいたのです。確かに夫は月に2回までしか飲み会に行きません。趣味のロードバイクの新しいパーツも、ここ半年は買い控えていました。でも私だって、自分のための買い物なんて化粧品を必要最低限に揃えるくらいで、欲しい服を諦めるのはもう当たり前になっていたのです。
数字に語ってもらおうと決めた夜
その夜、私はそっとスマホを取り出しました。家計簿アプリには、ここ半年の収支が細かく記録されています。「じゃあ、家計簿見てみる?」画面を差し出すと、夫は少し意外そうな顔をしました。怒りを込めて見せたわけではありません。ただ、言葉では伝わらなかったことを、数字を見せて納得してもらおうと思っただけでした。
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画面の上で動かなくなった視線
























