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「その日は用事があるんだ」と私を断った彼が、同じカフェの前に立っていた

コラム

同じ部署の彼を、新しくできたカフェに誘いました。返ってきたのは「その日は用事があるんだ」という返事。1人で行ってみようと店へ向かった私が見たのは、入口の前に立つ彼の後ろ姿でした。待ち合わせだと思った私は、そのまま来た道を戻りました。

勇気を出した誘い

彼が気になり始めたのは、同じ部署に配属されてからでした。仕事の合間に交わす雑談が楽しくて、新しくできたカフェの話で盛り上がったとき、私は思い切ってメッセージを送りました。

「今度できたカフェ、一緒に行きませんか」

送ったあとも、仕事の資料に目を戻しては、返事が来ていないかを確認していました。断られるかもしれないと思いながらも、彼と店に入る場面を勝手に想像していました。

返ってきた、たった一言

返ってきたのは「その日は用事があるんだ」でした。誘いを断られるのは仕方ないと、納得しようとしました。彼に予定があるなら、それ以上押す理由はありません。

それでも、あの店を見たい気持ちは残りました。休日に1人で向かえば、彼と行けなかった分、話の種くらいは持って帰れると思っていました。

ところが、角を曲がって店が見えた瞬間、見覚えのある後ろ姿が目に入りました。カフェの入口でスマホを見ていたのは、彼でした。

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店の前にいた彼
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