
「通知で読んでるの知ってるよ」既読を回避し続けた私に届いた、彼からの一言
コラム
30分後、見透かされていた私の駆け引き
22時30分、ロック画面に新しい通知が表示されました。
「通知で読んでるの知ってるよ」
なぜわかったのだろう。アプリは開いていない。既読もついていない。なのに、私の小さな駆け引きは完全に見破られていたのです。
しばらく画面を見つめたあと、私はようやくトーク画面を開きました。「ごめん、開けなかった」とだけ送ると、すぐに既読がつき、彼からの返信が届きました。
「電話できる?」
穏やかな文面でした。怒りや責めるニュアンスは、そこにはなかったのです。
そして...
電話を取ると、彼の声は思っていたよりずっと疲れていました。
「最近、余裕がなくて。お前に冷たい態度をとっていた自覚もある。本当にごめん」
彼は仕事のプロジェクトが想像以上に大変だったこと、それなのに私に甘えていたことを話してくれました。
私も「冷められたのかと思って、駆け引きしちゃってた。ごめん」と素直に謝りました。3年付き合っていれば、ロック画面で確認するだけの私の癖くらい、お見通しなのは当たり前です。彼から「明日の夜、会いに行ってもいい?」と聞かれて、私は迷わず「うん」と答えました。
駆け引きで守ろうとしていた私のプライドは、彼のひとことであっけなく溶けていきました。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























