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引っ越して3週間、近所の視線に怯えていた私が、集積所で声をかけられた朝に泣いた話

コラム

私は30代女性で、3ヶ月前に第一子を出産しました。夫の単身赴任が決まり、家賃の安いこの町に引っ越したのが3週間前のことです。

新生児との引っ越しは想像以上に大変で、近所への挨拶も後回しのまま毎日をこなしていたのですが、ある日からご近所の視線が、私にはずっと冷たく感じられていました。

段ボールの山に埋もれた日々

夫の単身赴任は、出産の2週間後に決まりました。1年間、別の県で暮らすことになります。実家の母も働いていて、簡単には頼れません。家賃を抑えるために選んだのが、夫の勤務地から少し遠い、けれど落ち着いた住宅街にあるこの家でした。引っ越し当日から、私はほぼ一人で荷ほどきと育児を回していました。段ボールは半分も開けられていません。赤ちゃんはまだ昼夜問わず、3時間ごとの授乳で頭がぼうっとしたまま、ゴミの日が来てしまうのです。

違う色の指定袋

最初にゴミを出したとき、袋の色が違うことには気づいていました。けれど、新しい袋を買いに行く時間も気力もなくて、引っ越し前に使い残した袋にそのまま入れてしまったのです。分別表を玄関に貼ってはみたものの、文字を追っても、どれが何のゴミなのか、産後の頭にはどうしても入ってきません。

集積所に袋を置いて帰る道すがら、いつもどこかの家のカーテンが揺れた気がしました。被害妄想だとわかってはいても、「見られている」という感覚が、毎週少しずつ重くなっていきました。

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