
「SNSでキラキラしてるけど実際どうなの?」と聞いてきた友人→画面の裏側を見せた結果
コラム
予想と違う友人の反応
笑い話のつもりでした。「やっぱりみんなそんなものだよね」と返ってくると思っていたのです。けれど友人は、しばらく画面を見つめたまま動きませんでした。指先がコーヒーカップの縁をなぞっていたのを覚えています。少しの間のあと、友人はそっとつぶやきました。「私、本当のあなたを知らなかったんだね」。その声はやけに穏やかで、何かが落ちたあとのような響きでした。
私はうまく返事ができませんでした。あなたを傷つけたつもりはないし、こちらは見せただけのつもりです。それでも友人の何かに触れてしまった気がして、私はそのまま話題を変えるしかありませんでした。
そして...
カフェを出て10分ほどたった頃、友人からメッセージが届きました。「今度から本当の話もしようよ」。たった一行のメッセージを、電車の中で何度も読み返しました。私が見せたのはただのカメラロールで、特別な告白でもなんでもありません。けれど友人にとっては、別の重さがあったのかもしれません。SNSのキラキラを聞かれて、気負わず本当の毎日を見せただけのつもりでした。友達と本当の話をするって、私が思っていたよりずっと勇気が要ることなのかもしれません。次に会うときは、今度は私のほうから友人の「画面の裏側」を聞いてみたいと思っています。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























