
「嫁の好き嫌いなんて気のせいよ」と義母→無理に食べた私が席を立った日
コラム
席を立った瞬間
飲み込んだ数秒後、体が受けつけないとはっきりわかり、私はすぐにお手洗いへ向かいました。長年、口にしないようにしてきた食材を、無理やり押し込んだ代償でした。個室にこもったまま、もうここにはいられないと思いました。夫が心配そうに様子を見に来てくれましたが、リビングからは義母の「そんなおおごとにしなくても」という声がはっきりと聞こえてきました。私は席に戻り、深く頭を下げて「申し訳ありません、今日はもう失礼します」と告げました。義母は「あらあら」と笑うばかりで、私のほうを見ようともしませんでした。
そして...
夫の運転で自宅へ戻ってから数日後、義母から届いた一通のメッセージには「あんなに大袈裟にしなくても、ねえ」と書かれていました。私は返信せず、夫にそのまま見せました。夫はその文面を何度も読み返した後、自分が止められなかったことを深く謝ってくれました。私たちは話し合い、しばらく義実家とは距離を置くことに決めました。長年伝えてきたことを「気のせい」のひとことで片づける人とは、同じ食卓を囲めません。そう思えるまでに、ずいぶん遠回りをしたなと感じています。今は、自分の言葉を軽く扱われない場所で、夫と穏やかに暮らしたいと思っています。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























