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予約したお店を自分でキャンセルした俺が、彼女の誕生日に最後まで伝えられなかったこと

コラム

言えばよかった、その一言が

本当なら、ちゃんと事情を話せばよかったのだと思います。けれど友人たちのサプライズを台無しにしたくなかったし、予約を取り直した経緯を打ち明けるのが、なぜか気恥ずかしかったのです。だから俺は彼女に「店、変えたから」とだけメッセージを送りました。彼女が「どうして?」と返してきたとき、俺はつい「そっちの方がいいから」と、突き放すような返事をしてしまいました。誕生日の当日になっても、うまく説明できないまま、俺は彼女と目を合わせられずにいました。

そして...

彼女が浮かべた笑顔の裏で、少しだけ寂しそうにしていたのを、俺は気づかないふりをしていました。サプライズは喜んでくれたのに、肝心の俺が一番大事なことを伝えられていなかったのです。財布の中には、あのお店のキャンセル料の領収書が今も残っています。これは、彼女の希望よりも自分の見栄を優先してしまった、その証拠のようなものです。次に会うときは、店を変えた理由も、言えなかった気持ちも、全部きちんと話そうと思います。たった一言の説明を惜しんだ自分を、もう繰り返さないために。

(20代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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