
「全部オレが買うから」と棚のカードを買い占めた男性。息子の前で店員が放ったひと言
コラム
駆けつけた店員のひと言
そのとき、ひとりの店員さんが小走りでやってきました。男性のカゴをちらりと確認すると、はっきりとした声でこう告げたのです。
「申し訳ございません。こちらの商品は、お一人さま三点までとさせていただいております」
さらに、「本日は、お子さま優先での販売です」と続けました。男性は「は?そんなの聞いてない」と声を荒げます。それでも店員さんは、穏やかな笑顔のまま一歩も引きませんでした。その背中が、とても頼もしく見えました。
そして...
結局、男性は三点だけを持って、捨て台詞を残しながら去っていきました。空になりかけていた棚にはすぐに新しいカードが補充され、息子は晴れやかな顔で、大事そうに数枚を選んでいきます。
「やったね!」と無邪気にはしゃぐ姿を見ていると、さっきまでの重たい気持ちが、すっと軽くなっていくのがわかりました。ルールを守る人が、きちんと守られる。そんな当たり前が通った瞬間に立ち会えたことが、なんだか誇らしくて、思わず笑顔になっていました。
(30代女性・主婦)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























