
「遊園地に何時集合にする?」が既読スルー。当日に届いた一通で私はグループを抜けました
コラム
スマートフォンの画面には、グループチャットに送ったメッセージへの「既読」だけが並んでいました。一緒に行くはずだった遊園地の予定について、誰ひとり返事をくれません。ただの行き違いだと思っていたその沈黙には、私の知らない理由が隠れていました。
既読だけがついていく
グループチャットに「遊園地に何時集合にする?」と送ったのは、出かける前日のことでした。四人で行こうと盛り上がっていた予定です。ところが、私のメッセージにはすぐ既読がつくのに、返事はひとつも来ません。もう一度、集合場所だけでも決めようと送り直しました。やはり既読がつくだけでした。みんな忙しいのかなと自分に言い聞かせながら、私はスマートフォンを置きました。
当日に届いた一通
出かける支度をしても、グループチャットは沈黙したままでした。どこへ何時に向かえばいいのかもわからず、私は何度もスマートフォンの画面を確認していました。そこへ、グループの中で一番おとなしい友人から、個別のメッセージが届いたのです。「ごめん、黙ってるのが苦しくて」。続く文面を、私は何度も読み返しました。私を抜いた別のチャットが作られていて、そこで予定が進んでいた。きっかけは、ひとりの「あの子がいると気をつかうよね」という一言だったといいます。
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