
何度も書き直した送別カードを、下書きのまま渡した俺の本音
コラム
「また、」の続きを、まだ言えていない
彼女が出ていったあとの席は、しばらく片づけられないままでした。「また、」の続きは、本当はもう決まっていたのです。また会いたい、できればもう一度。それを書ききる勇気も、その場で言う度胸も、俺には結局ありませんでした。清書のほうは、今も自分の引き出しに入っています。渡しそびれたのではなく、渡せなかったのだと、自分ではわかっています。
そして...
彼女の手元には消し跡だらけの下書きが、俺の手元には渡せなかった清書が残りました。書けなかった続きの一行を、いつか言葉で伝えられたらと思っています。
(20代男性・会社員)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)




























