
「ああ、ちょっと借りてる」としか言えなかった俺が、写真の裏にこっそり書いていた一言
コラム
気づかれていた
数日後、テーブルに置いた手帳の向きが変わっていました。中身を見られたとすぐ分かりました。写真も、裏の言葉も、彼女は見たのだと思います。
隠すつもりはありませんでした。それでも、自分の気持ちを先に言葉で渡せなかったせいで、彼女には別の意味に見えていたはずです。
写真を持ち歩くほど大事にしているなら、なおさら先に話すべきでした。俺は気持ちを込めたつもりで、彼女には不安だけを渡していました。
そして...
その後、棚には別の写真が入っていました。彼女は「次に借りるなら、先に言って」と言いました。責めるより、次の約束として渡してくれた言葉でした。
俺は、手帳の写真を見せながら、仕事中に何度も見たかったことを話しました。彼女は笑ってくれましたが、そこまでの時間に不安があったことも分かりました。
大切にしていることは、行動だけでは伝わりません。何を思って写真を持っていったのか、最初から話せばよかったのです。これからは、仕事が忙しいときほど、彼女に伝える言葉を後回しにしないようにしたいです。
(20代男性・会社員)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)


























