
彼女が褒めてくれた一着を、毎週着続けた俺の理由
コラム
彼女に会う日は、いつも紺色のシャツを選んでいました。理由は単純です。前に彼女が「似合ってるね」と言ってくれたからです。けれど、その理由を言わないまま着続けたせいで、彼女には手を抜いているように見えていました。
きっかけは、彼女の一言
付き合って3か月の彼女と会う日は、毎回楽しみでした。どこへ行くかより、彼女が笑ってくれるかどうかのほうが気になっていました。
少し前のデートで、彼女が俺の紺色のシャツを見て「その服、似合ってるね」と言ってくれました。服を褒められることに慣れていなかった俺には、その言葉がかなりうれしかったです。
それから、そのシャツは彼女に会う日の服になりました。会いに行くなら、彼女が似合うと言ってくれた服で行きたい。俺の中では、それだけの理由でした。
曇っていく彼女の様子
何度か同じシャツを着ていくうちに、彼女の反応が前と違ってきました。待ち合わせで俺を見ると、少しだけ表情がかたくなることがありました。
約束に遅れたわけでも、会話をおろそかにしたわけでもありません。だから、何が引っかかっているのか分かりませんでした。
俺は、彼女が褒めてくれた服を選んでいるつもりでした。でも彼女から見れば、毎回同じ服で来る俺は、デートのために何も考えていない人に見えていたのだと思います。
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「またその服?」に、俺が返した答え
























