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3日悩んで送ったお下がりの相談を、翌日私が取り消そうとした理由

コラム

頼んだつもりの一言

「ごめん、変なこと聞いちゃった。忘れて」。この一言を送ってすぐ、画面が明るくなりました。「あ、ううん、大丈夫だよ」。短い返事でした。もう終わりにするつもりの気持ちが、その一言で1度止まりました。もしかしたら、まだ望みがあるのかもしれない。息子の上着のサイズを頭に思い浮かべながら、私は最後にもう1度だけ書きました。「もし本当に迷惑じゃなかったら、少しでいいから…」。送信ボタンを押したあとの数分は、下書きを消していたときよりも、長く感じました。読まれてから、それきり、返信は来ませんでした。息子には結局、去年より小さくなった上着をもう1度着せることにしました。

そして...

数日後の午前、通知が1つ届きました。「これでよかったら」。息子を昼寝させたあとに玄関を開けると、ドアの前に紙袋が1つ、置いてありました。私は玄関先で紙袋を開けませんでした。開けたのは、息子を寝かしつけて夕飯の片付けを終えたあとの、台所のテーブルの上です。中には洗ってから畳んだであろうシャツと上着が数枚、私の畳み方ではない形で並んでいました。「ありがとう、助かる」と、私はそれからようやく打ちました。

(30代女性・パート)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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