
中学で笑った同級生からの謝罪、その後の「頼み」
コラム
中学時代に私を「地味で無理」と笑った同級生から、10年越しの謝罪が届きました。過去を忘れられたわけではありません。それでも返事を送った数日後、彼女から届く内容は、謝罪とは関係のないお願いばかりになっていきました。
チャットアプリを開くと、丁寧な謝罪の下に、彼女のSNSに関する頼みが並んでいました。
同窓会で「別人のように」優しくなった同級生
先週末、中学の同窓会に参加しました。会場に着いてすぐ、私に向かってまっすぐ歩いてきたのは、当時「地味で無理」と私を笑っていた同級生でした。身構えた私に、彼女は「久しぶり、元気だった?」と、記憶とはまるで違う柔らかい声をかけてきました。話しかける彼女は、中学時代とは別人のようでした。ただ、あの頃の言葉を覚えているのか、覚えていて近づいてきたのかは分かりません。私は笑顔を返しながら、彼女が何を話しに来たのかを考えていました。
翌日届いた「10年越しの謝罪」メッセージ
翌日、彼女から長いメッセージが届きました。
「昨日は久しぶりに話せて嬉しかった。中学のとき、私、本当にひどいこと言ってたよね。ずっと謝りたかったの」
画面の内容を何度も読み返しました。謝ってくれた事実まで疑いたくない一方で、すぐに許したような返事をすることにも迷いました。返さないままでは、過去に縛られている自分を認めるようで嫌でした。私は「こちらこそ、話せてよかった」とだけ送りました。
次のページへ
優しかった彼女から届いた「本当の頼み」























