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修正を頼むたび「参考までに」と返す年上後輩→数日後、彼から届いた連絡

コラム

「参考までに理由を教えていただけますか」。5歳年上の後輩へ修正を頼むたび、丁寧な言葉で反論が返ってきました。上司に相談した数日後、彼のほうから届いたメッセージで、私はその言葉の背景を知ることになります。

既読はすぐにつくのに、彼から返事が届くまでには、いつも少し間がありました。

送るたびに返ってくる「参考までに」

私は30歳のプロジェクトリーダー、後輩は35歳の中途採用者です。異業界から転職してきて、入社は3ヶ月前でした。彼の担当する案件で修正が必要な箇所を見つけた私は、業務チャットに送りました。「この見出し、クライアントの要望に合わせて短くしてもらえますか」。既読はすぐにつきました。返信が届いたのは30分後です。「その方法だと、前職ではうまくいかなかったんですよね」私は少し戸惑いながら、「まずはうちのやり方で一度やってみてもらえますか」と送り直しました。返ってきたのは「参考までに理由を教えていただけますか」の一言。丁寧な言葉でしたが、修正を受け入れたのか、まだ納得していないのかは分かりませんでした。

会議室で顔を合わせても同じでした

チャットだけでなく、打ち合わせでも同じことが繰り返されました。私が方針を伝えると、彼は必ず「前職ではこうでした」「他社の事例では」と切り返してきます。他のメンバーが決定に従うなかで、彼だけが最後まで資料を閉じませんでした。ある日の定例後、彼は席を立ちながら「クライアントの要望と過去の失敗事例を踏まえた判断です」と、私が説明した言葉をなぞるように繰り返しました。言葉は丁寧でも、決まった方針を受け入れたのかは判断できませんでした。会議が終わっても、次の作業へ進んでよいのか確認が必要な状態が続きました。

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