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友人に貸した手作りのイヤリングを、フリマアプリの検索結果で見つけた私

コラム

友人に貸した水色のイヤリングは、何度返却を頼んでも戻ってきませんでした。

数か月後、フリマアプリに並ぶ写真を見て、自分のものだと確信しました。

結婚式のために貸した1組

学生時代からの友人に、結婚式へ付けていくアクセサリーがないと相談されました。私は趣味でイヤリングを作っていて、彼女は以前から作品をよく褒めてくれていました。

家に来た友人が選んだのは、ガラスビーズを重ねた水色の1組です。「これ、本当に借りていいの?」と聞かれ、私は「式が終わったら返してくれたらいいよ」と小箱ごと渡しました。式のあとには、耳元にイヤリングを付けた写真とお礼のメッセージも届きました。

「ごめん、もう少し待って」

会う予定が決まりかけては流れ、そのたびに返却も先になりました。返してほしいと送ると、返事はいつも「ごめん、もう少し待って」です。

高価なものではありません。ただ、デザインから仕上げまで、自分で作った1組でした。催促するほど自分が細かい人間になった気がして、私は次第にイヤリングの話を避けるようになりました。貸したことを忘れたふりをするほうが、友人との関係を考えずに済んだからです。

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