
嫁の食べ方を注意し続けた私→「渡し箸」の指摘で気づいた姑の口調
コラム
嫁の食べ方を直すのは、家に迎えた私の役目だと思っていました。
帰省の食卓で「それ、渡し箸っていうんですよ」と指摘され、箸を箸置きへ戻したとき、私が引き継いでいたものに気づきました。
注意するのが親切だと思っていた
息子が連れてきた嫁は、感じのいい人でした。ただ、食卓に着くと器の持ち方や箸先が目につきました。
「お茶碗は左側に置くのよ」「そのお箸の持ち方、直したほうがいいわよ」親戚の前で困るのは本人だから、家で先に教えたほうがいいと考えていました。家に迎えた私が伝えることも、親切のうちだと信じていました。
姑が私に向けていた言葉
私が嫁いだ頃、姑は食卓で私の手元を何度も直しました。器の角度、箸の先、料理を口へ運ぶ動きまで注意され、この家の味を覚える余裕はありませんでした。
私が先に教えておけば、親戚の前で注意されずに済むと思っていました。けれど実際には、私が姑からされたことを、嫁へ繰り返していただけでした。嫁が食卓で以前より口数を減らしていることには気づいていましたが、作法へ集中しているのだろうと考えていました。
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箸を箸置きへ戻した食卓
























