
嫁の食べ方を注意し続けた私→「渡し箸」の指摘で気づいた姑の口調
コラム
箸を箸置きへ戻した食卓
次の帰省で、嫁は以前より落ち着いて箸を動かしていました。私が箸を器の上へ横に置くと、嫁が湯のみを置きました。
「それ、渡し箸っていうんですよ」
自分の箸先を見てから、嫁の顔へ目を向けました。「あなた、どこで習ったの」と聞くと、「教室に通ったんです。徹底的にやろうと思って」と返ってきました。
私は箸を箸置きへ戻しました。私の注意が、嫁を教室へ通わせるほど重かったのだと分かりました。
そして...
食後の台所で、私は嫁に言いました。
「私も、姑にずっと言われてきたのよ」
口にしながら、私は作法だけでなく、姑の口調まで引き継いでいたことに気づきました。
次の帰省では、嫁の手元へ口を出す前に、自分の箸がどこにあるかを見るつもりです。それだけで、食卓の雰囲気が良くなるとは思っていません。器の上へ箸を置きそうになったら、嫁が指した箸置きを思い出そうと考えています。
(60代女性・主婦)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)


























