
「あとでちゃんと返そうと思ってた」息子には即レスの夫と、未読のままの私からのメッセージ
コラム
私が家の連絡をやめると、夫は数日後にその変化へ気づきました。牛乳も予定も、口で済ませる毎日。それに気づいた夫が口にしたのは、言い訳ではない、初めて聞く本音でした。
テーブルの上の夫のスマホが、息子の名前にだけすぐ明かりを灯しました。
返ってこない買い物の連絡
結婚して10年、中学生の息子と3人で暮らしています。私が夫に送る連絡は、家のことばかりです。買い物の途中で「牛乳、まだある?」と送っても、返事が届くのは帰宅後で、そのまま流れてしまう日もありました。急ぎではないから、と自分に言い聞かせてきました。それでも、息子の「今日って塾ある?」に数分で返信が届くのを横で見るたび、頼んだ覚えのない順番に並ばされている気がしました。
箸を置いてまで返す相手
その夕食の席でも、夫は息子の通知に箸を置いて返信していました。私が送った牛乳のメッセージは、まだ未読のままです。画面を伏せた夫に、私は言いました。「私の連絡は、後回しでいいんだね」。夫は間を置いて、「あとでちゃんと返そうと思ってた」とだけ答えました。私は自分の分の食器を重ねて、先に台所へ立ちました。蛇口の水音の向こうから、2人分の会話は聞こえてきませんでした。
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連絡をやめてみた数日
























