
天井の音を上階の住人だと決めつけた私が、最後のメモに書いた謝罪
コラム
眠り始めると、天井から椅子を引くような音が響きました。私は上の部屋から聞こえていると思い込み、名前を書かず、苦情のメモを何度も上階へ届けました。
眠れない日が続いていた
看護師として夜勤に入る私は、帰宅後に眠る時間を確保する必要がありました。ところが、眠り始めた頃になると、椅子を動かす音や床を歩くような音が天井から響きました。
悪意があるわけではないと思っても、眠れない日が重なると余裕を持てませんでした。私は「昼間の音を控えてください」と書いたメモを上の部屋のドアに挟みました。
名前を書かなかったのは、直接話すのが怖かったからです。それでも音が続くたび、同じ内容のメモを追加しました。
3枚目を書いたあと
3枚目のメモを入れても、音は変わりませんでした。私は上の階へ向かい、インターホンを押しました。
「足音、もう少しだけ何とかなりませんか」
ドアを開けた女性は、「気をつけます」と短く返しました。困ったような表情を見ても、私は音の出どころが彼女の部屋だと疑いませんでした。
その後も音が続いたため、4枚目のメモを入れました。眠れない状況を解消したい気持ちばかりが先に立ち、相手がすでに対策している可能性まで考えていませんでした。
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