
「子どものため」と信じて友人の前方席を頼った私→入場口で示された画面に並んでいたのは、私の名前ではなかった
コラム
譲ってもらうのは子どものためで、悪いことだとは思っていませんでした。頼めば通ると信じていた私は、その見込みが外れるとは思ってもいませんでした。
当てにしていた前方席
前方席の当選を友人から聞いた時、最初に浮かんだのはうちの子の喜ぶ顔でした。未就学児は膝の上なら席がいらないと知り、それなら前の1席で親子とも観られると考えたのです。1人参加の友人なら、前も後ろも大きくは変わらないはず。前にも映画で席を替わってもらったことがあり、今回も頼めば通ると信じて、私は自分の分をいちばん安い後方席で取りました。
子どものためだと信じて
当日、合流してすぐに「子どもがいるんだから前を譲って」と頼みました。「あなた1人なんだから、後ろでも同じでしょ」。私は、子どもが喜ぶなら頼んでも構わないと考えていました。ためらう友人に「ここで断るの、ちょっと冷たくない?」と続けた時も、自分が追い込んでいるとは考えていませんでした。困った顔の友人が前方席の画面を送ってくれた時も、快く渡してくれたのだと受け取っていました。特典の記念品も、子どもに持たせたほうが喜ぶと考えていたくらいです。
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画面にあったのは友人の名前























