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私の結婚指輪に「ただいま」、刻印を変えた夫が見せたもう1つの指輪

コラム

完成した結婚指輪を店で確認すると、私の指輪には注文した記念日ではなく「ただいま」と刻まれていました。夫は変更を認めましたが、もう1本は新居に着いてから見せると言います。帰りの電車で気になっていたのは、刻印の意味より、相談がなかったことでした。

変更されていた刻印

入籍を控えた頃、私たちは結婚指輪を選びに行きました。刻印の希望欄には、私が2本分の記念日を書きました。数字を確認して夫にも見せると、「これでいいね」と返ってきたため、その内容で決まったと思っていました。店員による最終確認の直前、仕事の電話が入り、私は席を外しました。戻ると夫から「確認しておいたよ」と言われましたが、刻印が変更されたとは知らされませんでした。完成した指輪を受け取りに行ったとき、私の指輪の内側を確認すると、そこにはひらがなで「ただいま」と刻まれていました。

「記念日じゃないんだね」

私がそう伝えると、夫は自分が変更したと認めました。ただ、理由は説明しませんでした。

「家に着いたら、もう1本も見せるよ」

私が指輪を箱へ戻すと、夫はふたを閉じました。店員の前で言い合う気にはなれず、私は紙袋を受け取りました。

2人で決めたはずでした

帰りの電車で、私は膝の上に置いた紙袋を見ていました。夫が最終確認を任されていたとしても、記念日から別の言葉へ変えるなら、先に相談してほしかったと思いました。

「ただいま」に意味があったとしても、私も喜ぶはずだと夫だけで決めた点は残ります。私から説明を求めることもできました。それでも、変更した本人から話してほしくて、夫が口を開くのを待ちました。

夫は何度かこちらを見ましたが、新居の最寄り駅に着くまで理由を話しませんでした。

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