「消したほうがいいですよ」という見知らぬ相手の忠告を、伸びている投稿への嫉妬だと思っていた

コラム

相手の画面には投稿が1枚も出てきませんでした。投稿のない相手が、なぜ私の写真だけを詳しく見ているのか。理由を確かめず、私は嫉妬だと決めつけました。

伸びている最中に届いた1通

この部屋に移ってから、私は自分の暮らしを載せるのが楽しくなっていました。届いた花、並べた靴、出かける前の全身。写りがよければそのまま上げました。数が伸びると、選んだ部屋も置いたものも間違っていなかったと言われている気がしました。反応がいちばん集まっている最中に、見覚えのないアカウントから受信箱へ1通が入りました。「後ろの電柱に町名と番地が出ています。車のナンバーも読めるので、消したほうがいいですよ」。

投稿が1枚もない人からでした

相手の画面を開くと、アイコンは初期のままで、投稿は1枚も出てきませんでした。フォローも数えるほどです。自分は載せない人が、載せて伸びている写真だけを細かく見て、消せと書いてくる。私はそれを、映えている画面への嫉妬だと受け取りました。伸びるほどこういうものが来るのだとも聞いていました。「ご自分は1枚も上げていないんですね」。それだけ返して、私は相手を通報してブロックしました。投稿をやめる気にはなりませんでした。むしろ、言われた分だけ枚数が増えました。

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