「焼けすぎて誰かわからなかった笑」同窓会で笑われた私に、彼が返した言葉

コラム

割って入った幹事の彼

「俺は入ってきた瞬間にわかったよ」。グラスを片手に席を立った彼が、テーブルの間を歩いてきて、私の横にそれを置きました。「夏の間、プールで子どもを見てた腕だろ。俺はかっこいいと思うけど」。乾杯の音頭と同じ、飾らない言い方でした。近くの席で何人かがうなずきました。彼女は「冗談だって」と短く言って、自分の席のほうへ戻っていきました。私は俯いていた顔を上げて、置かれたグラスの位置を直したのを覚えています。

そして...

お開きが近づいた頃、彼は空いていた私の隣に座って、園の夏祭りの話を聞きたがりました。あの席で、自分の仕事を自分の言葉で誇れなかったことは、今も少し心残りです。帰り支度の時、いつの間にか脱いでいたカーディガンを畳んで、かばんにしまいました。時計の跡が白く残る腕を、私はもう隠しませんでした。

(20代女性・保育士)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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