
「ただの習慣だよ」同棲後も同じミルクティーを買い続けた私、減らない1本で気づいたこと
コラム
減っていない買い置きの前で、最後に自分でふたを開けた日を思い出せずにいました。習慣の正体を確かめたくて、私は彼に1つだけ質問をします。
買い出しの途中の棚から、私はいつもの銘柄のミルクティーを迷わず1本取りました。
買い物かごに入る1本
彼と同棲を始めて半年。2人で暮らす部屋の冷蔵庫には、いつも同じ銘柄のミルクティーがあります。もともとは元カレの好物でした。付き合っていた頃に切らさないよう買っていて、別れてからも、週に1度の買い出しのたび、かごに入れる手だけがそのまま残ったのです。彼が初めてこの部屋に泊まった日にも、冷蔵庫にはその1本がありました。
「これ、いつも同じだね」
その日、レジ袋から補充する私の手元を見て、彼が言いました。「これ、いつも同じだね」。責める調子ではありませんでした。それでも私は、聞かれてもいない言葉を重ねていました。「ただの習慣だよ」。口にしてから、言い訳のような響きに自分で引っかかりました。未練なんかじゃない。証明するように、私はその1本を冷蔵庫の一番手前に置き直しました。彼はそれ以上何も言わず、グラスに注いで最後まで飲んでいました。その後も、冷蔵庫にあると決まって彼が飲んでいたので、てっきり気に入っているのだと思っていました。
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減っていない買い置き

























