「ただの習慣だよ」同棲後も同じミルクティーを買い続けた私、減らない1本で気づいたこと

コラム

減っていない買い置き

引っかかりは、その後も残りました。冷蔵庫を開けるたび、扉の内側に並んだ同じラベルが目に入ります。並べ直しているうちに、気づいたことがありました。先週の1本が、まだ残っている。この半年、減らしていたのはほとんど彼で、私は最後に自分でふたを開けた日を思い出せませんでした。好きで買っているのなら、飲んでいるはずです。私が続けていたのは、飲む習慣ではなく、買う習慣だけでした。誰の好物でもなくなった1本を、手だけが運び続けていたのです。

そして...

数日後、冷蔵庫の前から振り返って、私は彼に「本当は、何が好きなの」と聞きました。彼は少し間を置いてから「実はこれ、あんまり得意じゃないんだ」と打ち明けました。続けて「君の好きな物だと思ってた」とも。私はあの銘柄が誰の好物だったのかを、初めて彼に話しました。次の買い出しには2人で行き、彼は炭酸水を、私は初めて選ぶ果実のジュースをかごに入れました。冷蔵庫には今、種類の違う2本が並んでいます。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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