
助手席でスマホを見続けた私が、秋の旅行に返事を出せずにいる理由
コラム
守るために突き放した
財布の中身が頭に浮かんで、私は先に攻めることを選びました。
「自分の車なんだから自分でお金出せば?」
彼女の顔がこわばるのが見えているのに、口は止まりませんでした。
「私から余分にお金もらって利益出そうとしてるんでしょ?」
お金がないと打ち明ければ済む話を、私は相手を悪者にする言い方で凌ごうとしました。家の前で降りてから、お礼の一言も言えていなかったことに気づきました。
そして...
数日後、グループチャットに秋の旅行の話が立ち上がり、私は軽い調子で「次も車でいいよね?」と書き込みました。返ってきたのは、「今回は車は出さないよ。この前はガソリン代も高速代も私が全部払ったから」というメッセージでした。
続けて「え、割り勘じゃなかったの?」「運転までしてもらって、それはないよ」「駐車場代だけきっちり半分って、逆にすごいね」と、友人たちの書き込みが並んでいきました。私はチャットに何も書けないまま、呆然としていました。
運転してもらっただけでなくお金も出してもらった友人に対して、私はなんてことを言ってしまったのだと今更ながら後悔しました。
(20代女性・販売職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)




























