「どこでもいいよ。任せる」と言った彼→残り1室を予約した私に届いた「そこ高くない?」

コラム

「じゃあキャンセルする?」と送った私に返ってきたのは、「行きたい」という言葉でした。だったらあの一言は何だったのか。彼の返信で、私は初めて知りました。

予約が取れた喜びより先に、彼からの返信を3度読み返すことになりました。

「任せる」から始まった宿探し

5連休の予定を相談したとき、彼はチャットで「どこでもいいよ。任せる」と送ってきました。私は温泉宿をいくつか調べ、候補の画面を並べて送りました。宿ごとの感想を期待していたのですが、返信は途切れがちで、「ここ良くない?」と1つに絞って聞いても、返ってきたのは「いいね」だけでした。それでも話が前に進んだ気がして、私は「予約しちゃっていい?」と続けました。既読はついたまま、返信はありませんでした。仕事が立て込んでいるのだろうと思い、私はそのまま画面を閉じました。

残り1室の表示

翌日、同じ宿のページを開くと、料金は1人2万円台から3万円台に変わっていました。部屋の欄には残り1室の表示。迷っているうちに埋まってしまう気がして、私はそのまま予約を確定させました。「取れたよ。1人3万ちょっとだった」と送ると、今度はすぐに既読がつきました。そして届いたのが「そこ高くない?」。候補を調べたのも、絞ったのも、確認したのも私です。任せると言ったのは彼のはずでした。

HOT ITEM
  • X
  • Line