
『お味噌汁の作り方を教えてもらえる?』義母の頼みに身構えた私に、2日後届いた1枚の写真
コラム
義母から「お味噌汁の作り方を教えてもらえる?」という短い一文が届きました。出汁の取り方まで書いて送った返事に、義母からは思いがけない一文が返ってきました。管理栄養士の私にできたのは、一度作ってみてほしいと頼むことだけでした。
教えてほしいと言われるほど、私の味噌汁は特別ではない
結婚して3年、義母から料理のことを聞かれたのは初めてでした。
義母は、夫が子どもの頃から台所に立ってきた人です。煮物も漬物も手際がよく、帰省のたびに私が教わる側でした。聞かれた以上、いい加減には答えられません。昆布を水に浸してから火にかけること、かつお節は沸騰させないこと、味噌は火を止めてから溶くこと。仕事で献立を組むときと同じ手順で、丁寧にメモに書いて送りました。既読はすぐにつきました。
返事に書かれていたのは、夫が実家で話していたこと
届いた返事は、レシピへの感想ではありませんでした。
「随分と手間をかけるのね。息子は、家のご飯が口に合わないと言っていたけれど」
続けて
「あの子の好みに合わせてあげてちょうだい」
夫が実家で私の料理をそう話していたことを、このメッセージで初めて知りました。本人からは一度も聞いたことがありません。作り方を聞かれたのは、私を試すためだったのだと、そこで気づきました。
「私は管理栄養士です。出汁をきちんと取って、塩分は控えめにしています。一度、同じ作り方で作ってみていただけませんか」
送信してから、義母の名前の横に既読がつくのを見届けました。返事はありませんでした。
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既読のまま2日、そして届いた1枚の写真



























