
「終電逃しちゃった…泊めて?」女友達から3度目の連絡→隣の彼はすぐに上着を取りました
コラム
未読のままの「着いた?」
駅前で飲んでいたらしい友人は、20分ほどで部屋に来ました。「あれ、彼氏くんは?」「帰ったよ」「えー、気つかわなくてよかったのに」そう言いながら、友人は私のベッドにそのまま横になりました。
その少し前に、彼へ「着いた?」と送っていましたが、しばらく未読のまま。今頃まだ歩いているのだろうかと、何度も画面を確かめました。ようやく届いた「着いたよ」を見て、握っていたスマホを膝に置きました。
友人が寝息を立てはじめてから、「ごめんね、せっかく来てくれたのに」と送りました。既読はすぐについたものの、返事は来ませんでした。床のクッションを抱えたまま、もう1通打ちました。「本当は、帰ってほしくなかった」
既読がついてから、しばらく間がありました。
届いたのは、「俺も。」という短い返事でした。
そして...
翌朝、友人は目を覚ますと、「また終電なくなったら頼むね」と言いながら帰り支度を始めました。
私は少し間を置いてから返しました。「次は、泊まれるか先に聞いてからにしてね」
友人は驚いたようにこちらを見てから、「わかった」とうなずきました。友人を見送ったあと、テーブルのマグカップを洗って、自分のカップの隣に戻しました。
彼はどうしてあんなにすぐ上着を取ったのだろう。その答えを、まだ彼に聞けていません。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























