
スマホにしたばかりの父から、絵文字だらけの3行→「これ、お母さんが打ったの?」と返した私に届いた返事
コラム
絵文字が1つもなくなった返事
何を付け足せばいいか決められないまま、ありきたりな返事を送りました。
「そうなんだ。帰る日決まったら連絡するね」
少しして届いたのは、「まってる」の一言。こちらにも絵文字はありませんでした。
やりとりはそこで途切れ、いつもの毎日に戻りました。ただ、あの3行を開く回数だけが増えていきました。
そして...
数日後、スマホの容量が足りなくなり、古いやりとりをまとめて整理していました。仕事の連絡も、とっくに終わった予定の相談も、次々に削除していきます。
一覧を下までたどると、「とうさん」の名前がありました。長押しして削除の表示まで出したところで、私はキャンセルを押していました。
開き直した3行の下に、カレンダーを確かめてから打ちました。
「来月の連休に帰るね」
送信して、ようやく肩の力が抜けました。それでも、画面を閉じる前に考えていました。たった3行を打つのに、父はどれくらいの時間をかけたのだろう、と。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























