彼氏の本音は「体だけを求めて付き合っているわけじゃない」です
コラム
PR■恋にとって大切なこと
運よく彼女と付き合えるようになった彼は、この「女にしか消すことのできない寂しさ」を、彼女によって消すことができます。文字通り「おれのことを受け入れてくれた」喜びに身もだえしつつ、寂しさが消えていくのを、彼は嬉しく、また誇らしく思うのです。
そして、彼女に受け入れてもらえたという快感&喜びは、彼にとってどんな喜びよりも大きいので、彼は何回となく「しよう」と言ってきます。つまり、会うたびに「エッチしようよ」と言ってきます。
ここで彼女はガッカリします。彼はわたしのカラダだけが目当てで付き合っているのかもしれない、と思って。
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理不尽なほどの性欲も、女子を通してでしか消えてくれない寂しさも、ともに、彼には自分の意思だけでどうすることもできないものです。
性欲や寂しさを男女ともに抱えているならば、お互いのニーズが一致して、それを受け入れ合うことですごくうまくいく恋愛になります。
でも片方が、たとえば「エッチばっかりしたいって、それ、ど~ゆ~ことよ」と思っていたら、結局その恋は破たんします。
自分の力だけではどうすることもできないものを相手に託すこと――こんなふうに心を開くことも、恋にとって大切なのです。
(ひとみしょう/作家)
『今夜はちょっと、恋の話をしよう』(ハウコレ編集部)